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FP通信講座を比較|料金ではなく「必要なサポート」から選ぶ

FP

FPの通信講座を比較すると、料金、合格実績、教材、講義時間、質問制度など多くの違いが出てきます。

比較項目が増えるほど、

「結局どれを選べばいいの?」

と迷いやすくなります。

そこで、最初から講座のランキングを見るのではなく、先に自分が独学では処理しにくいことを確認してみましょう。

たとえば、

・文章だけでは理解しにくい
・何を勉強するか自分で決めるのが苦手
・分からないことを質問したい
・スマホ中心で勉強したい
・紙の教材も使いたい
・AFP認定研修を利用して2級の受検資格を得たい

では、必要な講座が違います。

この記事では、スタディング、クレアール、ユーキャン、フォーサイト、アガルートを、「どこが一番おすすめか」ではなくどんなサポートが必要な人に合うかという視点で比較します。

※以下の比較表と公式確認リンクは2026年10月31日確認時点です。キャンペーンやコース改定により変更される場合があるため、申込み前に各社公式サイトで最新情報を確認してください。

FP通信講座を比較する前に「講座が必要か」を確認しよう

FP2級は、通信講座を使わなければ合格を目指せない資格ではありません。

市販のテキストや問題集で、

・学習計画を立てられる
・内容を理解できる
・疑問を自分で解決できる
・問題演習まで継続できる

のであれば、独学を続ける選択肢があります。

通信講座を検討したいのは、独学では処理しにくい問題がある場合です。

たとえば、

「講義がないと理解しにくい」

「質問できないと勉強が止まる」

「何をいつ勉強するか管理できない」

という問題があるなら、その部分を補える講座を探す意味があります。

まだ独学か通信講座か迷っている場合は、先に「FP2級は独学で合格できる?通信講座へ切り替える判断基準」で、自分に必要なサポートを整理してみてください。

FP通信講座5社を比較

今回比較するのは、次の5社です。

講座主なコース・料金例学習スタイル質問AFP認定研修
スタディング2級29,700円/3級・2級31,900円オンライン中心2級5回、セット10回非対応
クレアール2級35,200円/3級・2級39,600円(20%割引時)Web+製本教材回数無制限コース確認が必要
ユーキャンFP講座66,000円紙教材+デジタル学習1日3問まで対応
フォーサイトバリューセット2 通常セット65,800円(2027年5月目標)eラーニング+紙教材回数無制限この通常セットは対象
アガルート2級ライト49,280円/フル76,780円オンライン中心ライト10回/フル20回申込コースとは別に確認

料金は税込・一括払い・特典や給付金を差し引く前の金額です。対象範囲が異なるため、3級・2級セットと2級単独を同じ内容として比べないでください。掲載順はおすすめ順位ではありません。

講座・公式確認先年度・期限・追加費用で確認すること
スタディング|対応版・質問チケットを確認2026年6月~2027年5月試験対応版。2級単独か3級・2級セットかを選ぶ。追加質問は別料金。視聴・質問の具体的な終了日は今回確認した価格ページでは未確認。
クレアール|一般価格・販売価格・受講期間を確認一般価格は2級44,000円、3・2級49,500円。上表は確認時の20%割引価格。受講期間は申込月から2級6か月、セット9か月。印刷問題集などの追加費用は各コース詳細を確認。
ユーキャン|教材・指導期間・支払総額を確認標準6か月、受講開始から12か月まで指導。送料は事業者負担。一括66,000円に対し分割総額66,640円。AFP認定研修の修了課題も確認。
フォーサイト|通常セット・デジタルプランの違いを確認上表は2027年5月合格目標、受講期間2027年5月30日までの通常セット。送料別、DVDは有料オプション。AFP認定研修対象の通常セットと、対象外のデジタルプランを区別。
アガルート|演習・質問回数・発送/視聴日程を確認2026年6月~2027年5月試験合格目標。フルは過去問セレクト答練・不動産集中特訓を含む。販売期限と視聴期限は別。具体的な視聴終了日は今回未確認のため、購入前に発送・視聴スケジュールで確認。

料金だけを見ると差がありますが、これだけで「安い講座ほど得」「高い講座ほど充実している」と判断することはできません。

自分が使わないサポートに料金を払っても意味がありませんし、逆に必要な機能がなければ、安くても途中で別教材を追加することになります。

以下では、独学で困っていること別に候補を絞ります。

スマホ中心で勉強したいならスタディング

スタディングの特徴は、動画講義、WEBテキスト、問題演習などをオンライン上で進められることです。

2026年6月~2027年5月試験対応版では、

・FP3級合格コース 4,950円
・FP2級合格コース 29,700円
・FP3級・2級セットコース 31,900円

となっています。

2級コースにはQ&Aチケット5枚、3級・2級セットには10枚が含まれています。

また、AI学習プラン、AI実力スコア、AI問題復習など、学習管理を補助する機能があります。

そのため、

通勤中などのスキマ時間を中心に勉強したい

紙教材を広げる時間が少ない

次に何を勉強するか自分で管理する負担を減らしたい

という人は候補にしやすいでしょう。

一方で、3級・2級セットコースは郵送教材のないオンライン講座です。

紙のテキストへ書き込みながら勉強したい人は、自分の学習スタイルに合うか無料体験で確認した方がよいでしょう。

また、スタディングではAFP認定研修を実施していません。

3級合格や実務経験がなく、「AFP認定研修を修了して2級の受検資格を得たい」という人は、この点に注意が必要です。

質問回数を気にせず利用したいならクレアール

独学で、

「疑問が出るたびに調べるのに時間がかかる」

という人は、質問制度を重視して比較した方がよいでしょう。

クレアールのFP講座では、質問回数が無制限となっています。

2026年10月確認時点では、

・FP技能士3級合格コース 11,000円
・FP技能士2級合格コース 35,200円
・FP技能士3・2級セット合格コース 39,600円

という料金が案内されています。

2級・3級セットコースなどはキャンペーン価格が設定されているため、通常価格ではなく申込時点の価格を確認してください。

講義動画だけでなく基本テキストの製本教材も含まれているため、

Web講義も使いたいが、紙でも勉強したい

という人にも比較しやすい構成です。

特に、

・分からない部分を自分で調べる時間が長い
・質問回数を気にしたくない
・Webだけでなく製本教材も欲しい

という人は候補になります。

反対に、自分で疑問を解決でき、質問制度をほとんど使わないのであれば、「質問無制限」だけを理由に選ぶ必要はありません。

3級なし・実務経験なしで2級を目指すならAFP認定研修を確認

ここは料金以上に重要です。

FP2級には受検資格があります。

3級に合格しておらず、FP業務について2年以上の実務経験もない場合、AFP認定研修の基本課程を修了して2級の受検資格を得るルートがあります。

このルートを利用する場合、

「FP2級対策講座なら何でもよい」

わけではありません。

日本FP協会が認定するAFP認定研修を選ぶ必要があります。

したがって、

「3級を受けずに2級へ進みたい」

「実務経験もない」

という人は、料金や動画の使いやすさより先にAFP認定研修に対応しているかを確認しましょう。

AFP認定研修までまとめて進めたいならユーキャン

ユーキャンのFP講座は、日本FP協会認定のAFP認定研修に対応しています。

講座の提案書課題を修了することで、2級FP技能検定の受検資格を得られる仕組みです。

そのため、

3級に合格していない

2年以上の実務経験もない

それでも2級から目指したい

という人にとって、単なる試験対策講座とは意味が異なります。

教材にはテキスト6冊のほか、実戦問題集、2級FP技能検定の試験問題・解答解説、実技試験攻略BOOK、提案書作成キットなどが含まれます。

デジタル学習にも対応しているため、紙だけの通信教育というわけではありません。

受講料は2026年10月確認時点で一括66,000円です。

そのため、すでに3級に合格している人や実務経験で2級を受けられる人は、

「AFPまで必要なのか」

「この教材・サポートまで必要なのか」

を考えてから比較した方がよいでしょう。

一方、AFP認定研修を利用したい人なら、受検資格取得まで含めて比較する必要があります。

紙教材とeラーニングを併用したいならフォーサイト

フォーサイトも、オンライン学習だけではなく紙教材を併用したい人の候補です。

FP講座ではeラーニング「ManaBun」を利用でき、講義やデジタル教材などを使って学習できます。

一方で紙の教材も用意されています。

2027年5月合格目標のバリューセット2(通常セット)は65,800円(税込・送料別)です。受講期間は2027年5月30日までで、DVDオプションは別料金です。

一般教育訓練給付制度の対象となるコースもあり、条件を満たして制度を利用した場合の負担額も案内されています。

また、フォーサイトには日本FP協会認定のAFP認定研修の対象講座があります。

したがって、

紙教材も使いたい

eラーニングも併用したい

AFP認定研修ルートも検討している

という人は比較対象にできます。

一方、現在は3級試験対策講座(デジタルプラン)も提供されています。2級デジタルプランもありますが、こちらはAFP認定研修の対象外です。紙教材やAFP認定研修が必要かを先に決め、通常セットと区別して比較してください。

「まず3級だけを通信講座で対策したい」という人と、「2級・AFPまで見据えている人」では評価が変わる点に注意しましょう。

2級対策を講義・フォロー込みで進めたいならアガルート

アガルートは、講義による理解だけでなく、問題演習や質問制度も組み合わせてFP2級対策を進めたい人の候補です。

2026年6月~2027年5月試験合格目標の2級合格カリキュラムには、次の2種類があります。

  • ライト:49,280円(税込)
  • フル:76,780円(税込)

いずれも講義とオリジナルテキストを使って学習でき、オンライン質問サービス「KIKERUKUN」にも対応しています。質問回数はライトが10回、フルが20回です。

フルには「過去問セレクト答練」「不動産集中特訓講座」が含まれるため、問題演習を厚くしたい人はフル、必要な学習内容をコンパクトに進めたい人はライトを比較するとよいでしょう。

合格実績と合格特典も確認しておこう

アガルートは、2024年5月のFP2級試験における受講生合格率を91.67%と公表しています。ただし、特定の試験回の実績であり、誰でも同じ確率で合格できるという意味ではありません。

また、2026年6月~2027年5月試験合格目標のフルカリキュラムには、合格後の特典があります。

所定の条件を満たすと、税抜購入額の全額返金、またはお祝い金1万円を選べます。

ただし、合格体験記などの提出・出演を含む条件があり、返金には源泉所得税の控除もあります。ライトや単科講座は対象外です。

合格特典だけで講座を決めるのではなく、必要な演習量とサポートを先に確認しましょう。

アガルートが候補になる人

  • 講義で理解した後、問題演習まで進めたい
  • 分からない部分を講師に質問したい
  • FP2級の頻出論点を中心に学習したい
  • フルとライトの内容を比較して選びたい

一方、すでに独学で十分に理解・演習できている場合は、カリキュラム全体を購入する必要があるか検討した方がよいでしょう。

なお、FP2級の受検資格をAFP認定研修によって得たい場合は、通常のFP2級対策講座を申し込むだけで受検資格を得られると考えないようにしてください。

アガルートのFP2級講座を公式サイトで確認する

※料金・講座内容・合格特典は2026年10月確認時点。申込前に最新の条件をご確認ください。

5つの質問で候補を絞る

通信講座を選ぶ前に、次の順番で考えてみましょう。

1.AFP認定研修が必要?

3級合格や実務経験で2級を受検できるなら、AFP認定研修は2級受検資格を得るためには必要ありません。

一方、AFP認定研修ルートを使うなら、最優先で対応講座を確認します。

2.紙教材は必要?

紙に書き込みながら勉強したいのか、スマホやPC中心で完結したいのかを決めます。

ここで候補はかなり絞れます。

3.質問制度はどのくらい必要?

ほとんど質問しない人に無制限の制度は必須ではありません。

反対に、疑問が出るたびに学習が止まる人なら重要な比較項目です。

4.学習管理を自分でできる?

自分で計画を作って進められるなら、学習管理機能の優先度は下がります。

何を勉強するか迷いやすいなら、カリキュラムや進捗管理機能を確認しましょう。

5.どこで勉強する?

通勤・昼休み中心ならスマホの使いやすさが重要です。

自宅で机に向かって勉強するなら、紙教材や講義の内容を優先する方法もあります。

条件別に候補を整理するとこうなる

ここまでの比較を、最初に見る候補として整理すると次のようになります。

スマホ中心・スキマ時間中心
→ スタディングを確認

質問回数を重視
→ クレアールを確認

AFP認定研修を使って2級受検資格も得たい
→ ユーキャン、フォーサイトなど対象研修を確認

紙教材とオンラインを併用したい
→ ユーキャン、フォーサイト、クレアールを確認

2級対策を講義・フォロー込みで進めたい
→ アガルートも比較

これは「この条件なら必ずこの講座が一番」というランキングではありません。

候補を2~3社まで減らすための入口です。

最終的には公式サイトの教材サンプル、無料講義、資料などを確認し、

自分が実際に勉強を続けられそうか

で判断しましょう。

「一番おすすめ」より自分に必要なサポートを選ぼう

FP通信講座を選ぶとき、最初からランキング1位を探す必要はありません。

まず独学で何に困っているかを整理します。

そのうえで、

講義が必要
→ 講義内容を見る

質問したい
→ 質問制度を見る

学習管理が苦手
→ 学習管理機能を見る

スマホ中心
→ オンライン学習環境を見る

紙で勉強したい
→ 製本教材を見る

AFP認定研修が必要
→ 対応講座か最優先で確認する

という順番で比較すれば、自分に不要な機能へ費用を払う可能性を減らせます。

通信講座は、独学より高いから選ばないものでも、高いほど安心だから選ぶものでもありません。

独学では処理しにくい問題を、必要な費用で解決するための選択肢

として比較するのがStudynizeの考え方です。

まず気になる講座を2~3社に絞り、最新の料金、教材、無料体験や資料を公式サイトで確認してから決めましょう。

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